うどん小話 番外編 その一 夢物語
念願というか夢であった「本」が出来上がりました。9月末には香川県内の本屋さんに並びます。
一冊の「本」を世に出すのが、どんなに大変なことなのかが、つくづくわかりました。多くの人達に助けられ、励まされ、そして"おだて"られて二百話まで行ってしまいました。今は感謝という言葉しか、思い浮かびません。
本の装画と文中のイラストは、現在東京でデザイン家として活躍しておられる宮地睦明氏にお願いしました。宮地氏は高校(高松工芸高校機械科)の一年先輩に なります。小話に時々登場しています岩崎先生の紹介で、7月28日であったでしょうか御自宅を訪ねて行き、出版に至る経緯を説明し、「小冊子」を手渡しま した。一週間後に装画が送られてきました。
この絵には手紙が添えられ、
「平賀源内風のうどん職人が、書物を麺棒で懸命に延ばしている図です。書というものは、知識とか意見とかいうモノの象徴です。それを源内(著者)流に解りやすく平易(たいらに)に延ばし、世に広めるという「うどん小話」の心を表現しようというデザインとなっています。」
・・・・と書かれていました。
涙が出るほど嬉しく感謝にたえません。
この感謝の心を持ち続け、うどん小話番外編を書いていきます。