うどん小話 その八 なぜ「うどん」は四角に延ばすの・・・・・?
新人の笠井和博です。手打うどん源内に勤めて、三か月になります。
最近、やっと、「うどん」を打たせてもらっているのですが、どうしても四角に延ばすことが出来ません。
丸形になったり、三角形になったり、ラグビーボールのような楕円形になったりします。
うどんの生地は2kgあり、丸い形状のものです。
では、なぜ丸い形のものを、四角形に延ばすのが良いのかといいますと、・・・・・・・・
延ばした生地を折りたたみ、包丁で切るのですが、四角形に延ばした方が無駄な部分(耳)が少なくてすむのです。
上手な人がうどんを打つ(延ばす)と、生地の全てが製品、すなわち「うどん」になるのです。
変形した生地を切りますと”耳”の部分が多くなり、うどん玉が少なくなってしまいますし、また、長いうどんや、短いうどんの長さが不揃いの"うどん"が、たくさん出来てしまうのです。
頑張ります!!