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トップページ » うどん小話 » 第十巻 目次(181〜200) » その百九十九 真赤な法被

うどん小話

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うどん小話 その百九十九 真赤な法被

外は梅雨の大雨が降っています。今年の梅雨は、久しぶりに梅雨らしい梅雨です。と言いますのも、瀬戸内海地方は雨が降らない空梅雨(からつゆ)のシーズンがたびたびあり、昨年も一昨年も雨が少ない空梅雨の状態でした。

うどんの原料となる小麦の生育には、この空梅雨が合っているのです。秋にタネを蒔き、翌年の初夏に刈り取るから、もし長雨が続きますとせっかく実った穂が腐ってしまい、作物になりません。

祭気候風土的には、日本列島は稲作文化の地域です。稲作と言えば実りは秋となり、秋と言えば"祭り"です。日本の祭りのなかで一番多いのは、何と言っても「五穀豊穣」を祝う秋祭りでしょう。私の住んでいる志度町も、秋祭り(多和神社)がたいそう賑わう土地柄です。毎年、各町内対抗の太鼓台(チョウサ)が、町内の名誉と誇りをかけての・・・・?大ゲンカ。敗ければ太鼓台はバラバラ。修理に数十万円〜数百万円かかります。

この祭りの世話人になったのが、ちょうどうどん屋を開業した28歳の時でした。うどん屋と共に祭りがあり、今年で60歳になりますから32年間やって来たことになります。その褒美に長男・次男夫婦と三男が、「真赤な法被」をプレゼントしてくれました。

背には町内のシンボルマークである"明組(あきらかぐみ)"が、真黒に染め抜かれています。「父の日」の6月15日に次男の嫁さんより手渡され、その法被には小さいメモが貼り付けてあり、「いつまでも元気でいてください。子供一同」と書かれていました。照れ臭かったので、小さい声でありがとう!!

今年の祭りは「真赤な法被」を着て、まもなく生まれてくる長男の"赤ちゃん"を乳母車に乗せ、「シトシトピッチャン、シトピッチャン、シトーピーッチャン」と心の中で歌いながら、太鼓台の後からついて行くことになるかも知れません。

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