トップページ » うどん小話 » 第三巻 目次(41~60) » その五十八 麺のルーツ(パート3)

うどん小話

  • 第一巻目次(1~20)
  • 第二巻目次(21~40)
  • 第三巻目次(41~60)
  • 第四巻目次(61~80)
  • 第五巻目次(81~100)
  • 第六巻目次(101~120)
  • 第七巻目次(121~140)
  • 第八巻目次(141~160)
  • 第九巻目次(161~180)
  • 第十巻目次(181~200)
  • 番外編目次(1~)

うどん小話 その五十八 麺のルーツ(パート3)

唐代(618~907年)の湯餠は、すでにマナイタ・包丁・めん棒などが使用されていたので、今日の麺に近い形になっていたと思われます。
宗・元時代(960~1271年)になると、麺はさらに新しい発展がありました。

明・清の時代(1368~1644年)には現代のものと同じような各種の麺が出現し、数え切れないほどの種類になっていくのです。

麺は日本語の書き方ででは「饂飩(ウドン)」となりますが、ウドンの発音を中国流の漢字にすると「温飩」となります・・・・・・・・・・が、この字は現在の中国では使われていません。しかも、中国では「ウドン」という麺メニューはありません。

うどん小話その二で書きましたが、「饂飩」と中国古代の「饂飩」と深い関連があるように思います。 漢代の古書に「餠は飩またはとよばれる」とあり、すべて小麦粉と水を混ぜ合わせて作った食べ物のことです。

もう一度小話その二をお読みください。

このページのトップへ戻る