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うどん小話 その百七 さんま鮨(パート2)

この"さんま鮨"の素晴らしさは、シャリの中にゴマが入っていることです。では、なぜ"さんま鮨"のシャリの中に、ゴマを入れるのかについて書いてみます。

小話その百(ゴマ最終版)のページを開けてくれたでしょうか。6番目の項目で、"DHA"・"EPA"のことが書いてあるでしょう。この頭が良くなると言われている"DHA"・"EPA"は、非常に酸化しやすいという弱点があるのです。しかし、ゴマと一緒に摂取することでより体内に吸収されることがわかっています。

"DHA"・"EPA"を多く含んでいるサンマ・アジ・サバ・イワシなどの青魚は、ゴマと一緒に食べることで、より一層の栄養的効果を発揮するのです。昔から"さんま鮨"・"アジ鮨"のシャリにゴマを入れるのは、日本人の「食」に対する素晴らしい智恵でしょう。

Y駅長から頂いた"さんま鮨"のおいしさの秘密は、もう一つあります。

食べる直前にスダチ(徳島県名産)の汁を、搾り掛けるのです。"旬の物"のスダチ酢とサンマが、絶妙なハーモニーをかもし出してくれます。

なお、シャリの中に入っているゴマは"白ゴマ"でした。(小話その九十八参照)

やっぱり我々は関西人。

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