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トップページ » うどん小話 » 第七巻 目次(121〜140) » その百二十七 おかめの謎

うどん小話

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うどん小話 その百二十七 おかめの謎

おかめうどん屋を開業して30年になるのですが、以前から不思議に思っているメニューがあります。それはソバ屋さんだけにある"おかめソバ"です。

私は日本ソバも大好きで、月に一度や二度は高松市ライオン通りにある"S"へ行きます(高松市内では専門店は2軒だけ)。 私の顔を見れば、注文しなくても大盛のざるソバを出してくれます。そしてざるソバが残り少なくなると、「おかめソバ」が出てきます。このパターンが20数年続いています。なぜ「おかめソバ」を食べるようになったのかは自分でもわかりません。

この"おかめ"というメニューが、うどん屋にはありません。ずっと不思議でしたので友人・知人に情報収集をお願いしていたところ、日銀高松支店の食堂のチーフをしているYさん(なぜか私の友人にはYさんが多い)から、NHKで放映していたよ(平成14年2月3日(日)総合PM7:20)、との連絡があり、早速NHK高松支局へ問い合わせたところ、さすがNHK・・・・!! 10数分後には詳しく、そして丁寧に説明をしてくれました。

明治・大正時代、東京(上野池之端七軒町)に「おかめ太田庵」というソバ屋さんがあり、この店の名物メニューが「おかめソバ」であったのです。白色のかまぼこ2枚(おかめのほっぺ)、松茸(鼻)、三角形の厚焼き玉子(頭)、ゆば(リボン)などを麺の上に乗せ、女性の顔に見立てて作ったそうです。

これがうどんですと、白色のかまぼこ(2枚)が引き立ちません。黒いソバだからこそ「白」いかまぼこが「ほっぺ」になるのです。

現在、「おかめ太田庵」はありません。が、メニューだけは日本の麺文化として綿々と続いております。

どうも"おかめ"というメニューはソバのものであって、うどんには似つかわしくないようです。もし、うどん屋さんで"おかめ"のメニューのあるところは考えましょう。

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