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トップページ » うどん小話 » 第九巻 目次(161〜180) » その百六十四 もの知り博士(パート2)

うどん小話

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うどん小話 その百六十四 もの知り博士(パート2)

TAC会も盛り上がり、そろそろお開きになろうとしていたところ、T教授より「きしめん」の由来についての質問があり、一同答えがバラバラとなりました。「うどん」と「きしめん」は兄弟分なのに、恥ずかしながらはっきりした認識を持っていませんでした。

そこで今日は「きしめん」の話を書いてみます。

まず一番目に調べたものが広辞苑です。この説によりますと「きしめん」は「棊子麺」とありました。「棊」・「碁」どちらの字を使ってもいいのだそうですが、囲碁で使う碁石のことです。この字のごとく碁石の型をした麺で、小麦粉を塩水で練って薄く延ばし、細かい竹筒の先で押し切り、煮て、きな粉をつけて食べていたとあります。その他、紀州(和歌山県)から伝わり、「きしゅうめん」が「きしめん」となった説。雉子肉を具として入れていたから「雉子めん」、これが「きしめん」となった説。

諸説いろいろあるのですが、時代の流れから調べてみてみますと、室町期の教科書「庭訓往来」に「碁子麺」の言葉が出てきます。平たく延した麺を碁石の型に切ったものとか、短冊形に切ったものであるとかとあります。 江戸時代に十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に今岡村のいもかわに名物の麺類があると記され、井原西鶴の「好色一代男」では芋川という里に「平打ちうどん」という名物があると記されています。

このように年代を追ってみると「きしめん」の語源は「碁子麺」からきているとみるのが妥当だろうと思います。そのうえ麺の発祥地中国に、この「棊子麺」はあるのです。

名前の由来はわかったのですが、碁石の型をした麺がなぜ平打ちの麺になったのか・・・・?

これは「庭訓往来」に記されていた短冊形の麺にヒントがあるように思います。この短冊形の麺を細長く切り、食べやすくした日本人の智恵のような気がします。もともと"うどん"も"ソバ"も木の葉の型をしていたことは以前の小話で書いたとおりです。

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